現場密着,実践的な実習
森岡和子 (北大 職員)
CoSTEPを受講する前は,その名前から「科学技術」に特化した授業がなされるのだろうと予想していました。ところが実際には,科学技術は視野の中心にあるものの,もっと広い領域を見渡した「コミュニケーション」を学ぶことができた気がします。私は,北海道大学の文学研究科で教務職員の仕事をしています。これは,教員と学生・事務職員との橋渡しの仕事であり,CoSTEPの授業で学んだ"知の橋渡し"のスキルを,今後,さまざまな形で生かせそうです。
授業でとくに印象深かったのは実習です。ライティング実習では,文章を書いて先生に添削してもらうだけでなく,取材申込,写真撮影,編集作業といった広報誌の制作過程を経験することができ,「モノ作り」の喜びを味わうことができました。この実習では,「日本国際賞」を受賞した研究者の紹介文を書く機会も与えられ,他の受講生と協力して書いた文章が同賞の記者会見の発表資料に採用されました。学びながら科学技術コミュニケーションの現場に関われる,非常に貴重な体験でした。
個性的でフレンドリーな受講生仲間とエネルギッシュで頼りになるスタッフの皆さま。コミュニケーションの匠である皆さまのおかげで,充実した受講生活を送ることができました。ありがとうございました。